オフィスあるある4コマ(第11回)
チャットも会議も電話もマルチタスクを1台で
2022.05.10
お金を持ち続けられる人になるための「自分資産化計画」
園原新矢 著/クロスメディア・パブリッシング
お金の不安から解放される方法です。資産については、株、FX、不動産などいろいろありますが、むやみに飛び付いて、いきなりお金を投じるのは危険です。その前にやるべきことがあるのです。まずは、考え方や心構えを学ばなくてはなりません。
その上で、お金を持ち続ける能力を身に付けることです。そのための自己投資をするべきです。それこそが、お金の問題を解決し、幸せになる秘訣です。著者は、20年以上さまざまな投資を自ら実践し、さらにお金に不安を抱える人の問題解決をテーマに事業を続けてきた中で、このことを確信したそうです。本書でそれを学びます。
いつの時代もお金の不安を感じる人がいます。だから、耳寄りな投資話もあふれています。しかし、はやりの案件に飛び付いてもうまくいくものではありません。仮に運よくお金を手にできても、かえって不幸になるのでは意味がありません。実際、私の知人にも、FXで大金を得たり、仮想通貨で“億り人”になったりしたのに、すぐに借金まみれになった人もいます。
人生は長いですから、一瞬だけ大金を手にしても意味がありません。大事なのは、いつもお金の心配から自由でいられることです。それが、幸せになる近道です。そのためには、お金を生み出す仕組みをいち早くつくるべきです。本書はこれを「パイプライン」と呼びます。いわゆる不労所得です。
本書にはそれをつくる手順も書いてあります。具体的には「野望を明確にする」「時間とお金の軸から自分がどこにいるのかを確認する」「自分をコントロールする力を身に付ける」というステップです。これに沿ってワークを交えて解説します。むやみに投資を始める前に、絶対に読んでおくべきです。「お金の不安から自由になりたい」と考える人はもちろん、さらには「有意義な人生を生きたい」と考える人にもお薦めしたい一冊です。
「お金持ち」というと「お金を稼ぐ人」をイメージしがちです。しかし、著者は「稼ぐ人」より「お金を持ち続ける人」が、真の「お金持ち」だといいます。不安軽減に不可欠だからです。実際、お金を稼ぐために死に物狂いで働いて時間がなかったり、家族に我慢を強いたりしていたのでは意味がありません。「それならいっそお金なんかいらない」となるかもしれません。
執筆=藤井 孝一(ビジネス選書WEB)
ビジネス書評家、読者数5万人を超える日本最大の書評メールマガジン『ビジネス選書&サマリー』の発行人。年間1000冊以上の書籍に目を通し、300冊以上の書籍を読破する。有名メディアの書評を引き受けるほか、雑誌のビジネス書特集でも、専門家としてコメント。著書は『読書は「アウトプット」が99%』(知的生きかた文庫)のほか、『週末起業』など、累計50冊超、うちいくつかは中国、台湾、韓国でも発刊されている。
読書でビジネス力をアップする
2022年5月20日(金)① 14時00分〜15時00分(予定)② 18時00分~19時00分
テレワーク関連
新型コロナウイルスの影響もあり、企業におけるテレワークの導入が拡大しました。
一方でまん延防止等重点措置が解除され、今後どのような働き方を目指すべきか迷われる企業様も増えているのではないでしょうか。
本セミナーでは日本テレワーク協会の村田瑞枝氏をお招きし、これからのテレワークのトレンドや、コミュニケーションのあり方についてお話いただきます。
ぜひこの機会にご参加ください。
2022年3月7日(月)~2023年3月31日(金)
法改正関連
2023年導入予定のインボイス制度の対応の準備はできていますか。インボイス制度は、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として導入されます。仕入額控除の要件として、適格請求書発行事業者が発行する「適格請求書」の保存が必要となります。本セミナーではPwC税理士法人 村上 高士氏をお招きし、課税事業者の皆さまの立場で、インボイス制度導入後に何が変わり、どのような影響があるのかを解説します。