戦国武将に学ぶ経営のヒント(第7回)どん底でもめげずに諦めなければ道は開ける

歴史・名言

2015.12.08

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 仙石秀久(せんごく・ひでひさ、1552~1614年)という武将をご存じですか。戦国時代の英傑、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人に仕え、初代小諸藩主として生涯を閉じた武将です。従来、秀久の名前が記憶に残るとしたら、盗賊、石川五右衛門を伏見城で捕縛したというエピソードでしょうか。この話にしても主人公はあくまでも石川五右衛門で、秀久は脇役です。

 しかし、近年、若者の間でかなり有名になりつつあります。それというのも、青年向け漫画雑誌で、秀久を主人公にした作品が連載され、人気を博しているからです。その中で、秀久は「戦国史上、最も失敗しそれを挽回した男」として描かれています。

スピード出世から一転、改易・追放のジェットコースター人生

 現在、日本のビジネス社会では、失敗するとなかなか次のチャンスが与えられず、起業の妨げとなっているともいわれます。戦国時代も同様で、信賞必罰という言葉通り、手柄を立てれば領地などが与えられる一方、戦いでミスを犯せばその責任を問われ、処分されることになります。こうして表舞台から姿を消した武将は少なくありません。

 処分方法の一つに、「改易(かいえき)」があります。改易とは、もともとは律令(りつりょう)制で官職を解き、他の者を任命する手続きのことでしたが、その後、大名の領地を没収し身分をはく奪する処分を指すようになりました。切腹には至らないまでも、相当厳しい処分だといえます。そんな厳しい処分を受けながら、挽回を果たしたのが秀久なのです。…

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