戦国武将に学ぶ経営のヒント(第15回)上司の信頼は得るも同僚の反感で敗れた石田三成

歴史・名言

2016.08.09

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 NHKの大河ドラマ「真田丸」で、真田信繁(幸村)、真田信幸、真田昌幸といった真田家の人々に劣らない存在感を見せているのが、山本耕史さん演じる石田三成(1560〜1600)です。

 主君である豊臣秀吉が無理難題を押し付けてきても、動ぜず、冷静に対応。着実に仕事をこなしていく“デキる家臣”として、「真田丸」では描かれています。確かに三成が非常に気配りのできるスマートな人物であったことを示す有名なエピソードがあります。

 豊臣秀吉が鷹狩りの帰り、ある寺に寄って茶を所望しました。対応した寺の小姓は、最初に大ぶりの茶わんにぬるめの茶を一杯差し出しました。喉の渇いていた秀吉はそれを一気に飲み干し、もう一杯所望。すると小姓は、今度は小さめのわんにやや熱く点てた茶を差し出しました。秀吉が試みにもう一杯望むと、今度は小さめのわんに熱くたてた茶を出しました。相手の様子に応じて茶の出し方を変える心遣いに感心した秀吉は、この小姓、後の石田三成を連れ帰って家臣にしたというエピソードです。

 史料などから見ると、この逸話が後世のつくり話である可能性は否定できません。しかし、こうしたエピソードが語られるほど、頭の回転が速く、気配りの利く人物だったのでしょう。だからこそ、上司である秀吉に気に入られて側近として重用されます。

三成が関ヶ原で敗れた理由とは………

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