戦国武将に学ぶ経営のヒント(第2回)イノベーションで天下取りに挑む

歴史・名言

2015.07.14

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 群龍割拠の戦国時代、覇権と生き残りをかけて戦った武将の生き様には、その根本において現代のビジネスに通じるものがあります。混迷する現代社会にあって、戦国武将の戦略を学ぶことは、現状を打破して飛躍するための大きなヒントになります。

 戦国時代の武将で最も人気があるのは織田信長でしょうか。そのドラマチックな生涯が人を引き付けるのですが、ビジネスや経営といった側面からみると、古い発想や行動を否定して、新しいものを創造し続けたイノベータ―でもありました。

 1560年、駿河・遠江・三河を支配する今川義元が4万の大軍を率い尾張に進軍してきました。対する弱小大名の信長軍はわずか2500。ところが連日の勝利に湧く義元は軍を休めて酒盛り。信長は梁田政綱の配下によりこの報告を受けます。そして、おりからの豪雨の中、今川本陣を奇襲。虚をつかれた今川軍は動揺し、信長は劇的勝利を手にします。これが信長の名を全国に知らしめた桶狭間の戦いです。

 1575年、信長・徳川家康の連合軍と武田勝頼との間に戦いが勃発します。最強といわれた騎馬軍団を擁する武田軍をどう破るのか。当時の鉄砲は火薬詰めに手間がかかり、連続で撃つことが困難。そこで信長は鉄砲隊を3組に分けるという戦法を採用。騎馬軍団を見事に撃破し勝利を収めました。

 この2つは信長の小学生でも知っている非常に有名なエピソードです。問題はビジネスパーソンとしてこうした信長の天下取りから何を学ぶかです。信長の躍進を可能にしたのは、現在の企業経営にも通じる革新です。それは企業経営の3要素である「ヒト・モノ・カネ」、そして「情報」という多様な分野に及びます。

信長の活躍のエネルギーはイノベーションにある…

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