オフィスあるある4コマ(第11回)
チャットも会議も電話もマルチタスクを1台で
2021.04.27
次から次へと出てくる新しいIT用語。一体、何のことやら頭が痛い。そんなIT初心者の社長にも、分かりやすく理解できるようにITキーワードを解説する本連載。今回は、会社の安全対策にも役立つ「クラウドカメラ」だ。
「社長、倉庫に取り付けている防犯カメラが故障したので、クラウドカメラに替えませんか」(総務兼IT担当者)
「倉庫の防犯カメラとうちのクラ(蔵)にどんな関係があるんだ。何かたくらんでいるんじゃないか」(社長)
「何もたくらんでいませんよ。クラウドカメラは、防犯カメラの映像をクラウドで保管する新しいサービスです。インターネットを通じてどこからでも映像を確認できます。クラウドカメラなら社長の自宅からも倉庫の様子が見られるんですよ」
「うちの蔵なら歩いて確認に行けばいいだろう」
「ですから蔵じゃないんですよ、って今どき自宅に蔵があるんですか……」
これまで防犯カメラは、オフィスや工場など監視対象の近くに録画装置と監視モニターを設置する方法が一般的でした。問題発生時は録画装置に保存した映像を監視モニターで閲覧していました。クラウドカメラなら、防犯カメラで撮影した映像をクラウド上に保管し、インターネットを介して遠隔で映像を閲覧できます。防犯・監視の目的だけでなく、商品の売り場や工場の生産ラインなどさまざまな用途での導入が広がっています。
現場の録画映像を遠隔で確認できるクラウドカメラ
Q クラウドカメラのメリットは何ですか…
執筆=山崎 俊明
脱IT初心者「社長の疑問・用語解説」
2022年5月20日(金)① 14時00分〜15時00分(予定)② 18時00分~19時00分
テレワーク関連
新型コロナウイルスの影響もあり、企業におけるテレワークの導入が拡大しました。
一方でまん延防止等重点措置が解除され、今後どのような働き方を目指すべきか迷われる企業様も増えているのではないでしょうか。
本セミナーでは日本テレワーク協会の村田瑞枝氏をお招きし、これからのテレワークのトレンドや、コミュニケーションのあり方についてお話いただきます。
ぜひこの機会にご参加ください。
2022年3月7日(月)~2023年3月31日(金)
法改正関連
2023年導入予定のインボイス制度の対応の準備はできていますか。インボイス制度は、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として導入されます。仕入額控除の要件として、適格請求書発行事業者が発行する「適格請求書」の保存が必要となります。本セミナーではPwC税理士法人 村上 高士氏をお招きし、課税事業者の皆さまの立場で、インボイス制度導入後に何が変わり、どのような影響があるのかを解説します。