ビジネスWi-Fiで会社改造(第9回)
Wi-Fiのトラブルに強くなろう―信頼獲得作戦
難解で、何回聞いてもよく分からないIT用語。そんなIT初心者の社長にも理解できるようにITキーワードを解説する本連載。今回は「サーバー」だ。
「社長、会社にあるサーバーの中で、古くなった機種があります。買い替えの承認をお願いできませんか」(総務兼IT担当者)
「何!!サバだって。ついに君もサバの魅力に気が付いたのか。サバは焼いても煮つけにしてもうまいからな。ワシは特にサバの押し寿司が大好物なんだ」(社長)
「社長、また本気のボケですか。いつになったら分かってくれるのやら」
「まだボケておらん!サバに含まれるDHAは頭にもよいというぞ」
「ですから魚のサバではなくて、コンピューターのサーバーです。2020年1月にセキュリティのサポートが終了するサーバー用の基本ソフトウエアがあるんです。早く対策を打たないと大変なことになるんです」
「古いものはダメなことくらい、ワシだって知っておる。サバは何しろ、新しくないとうまくない。鮮度が命だからな」
サーバーは、社員(ユーザー)に様々なサービスを提供するコンピューター機器です。例えば、社内・部門の情報を共有するファイルサーバー、社員のメールを送受信するメールサーバー、ホームページやインターネットサービスで利用されるWebサーバーなど、社内にはさまざまな種類のサーバーが置かれ、システムの要として動いています。自社でサーバーを保有するほか、データセンターのサーバーを借りたり、クラウドサービスを利用したりする方法もあります。自社でサーバーを運用している場合、基本ソフト(OS)に「Windows Server 2008」や後継の「Windows Server 2008 R2」を利用している企業は注意が必要です。2020年1月にマイクロソフトのサポートが終了するからです。
Q どうしてサポートが終了すると注意が必要なのですか…
執筆=山崎 俊明
脱IT初心者「社長の疑問・用語解説」
2022年6月24日(金)13時30分-15時00分(予定)
業務効率化関連
これからの経営の重要なキーワードとなっているDX(デジタルトランスフォーメーション)。
デジタル技術の急速な発展・SDGs等の社会環境変化や市場の競争環境変化により、企業はデジタルを活用した事業や業務の変革が迫られています。
本セミナーでは、「DX」の概念の理解に加え、事例等を通じ、具体的イメージをご紹介しながらDX推進のためのポイントをお伝えすると共に、すぐにできるDXをご紹介します。
ぜひこの機会にご参加ください。
2022年6月3日(土)~2023年3月31日(金)
業務効率化関連
DXという言葉はすっかりバズワードとなり、今やすべての企業にとってデジタル化は必須となっています。
しかし、DXの捉え方は会社によってさまざまで、「とりあえずデジタル」のような取り組みをDXと位置付けているケースもございます。
本セミナーでは、まず第一部で企業におけるDXの定義とDX活動を着実に前進させるポイントについてご説明し、第二部ではDX活動の第一歩として「おまかせAI-OCR」を活用したオペレーション改革について、具体例を交えながらご紹介します。