ビジネスWi-Fiで会社改造(第8回)
Wi-Fiで売り上げを増やそう―売り上げアップ作戦
2021.02.17
ビジネスにITが欠かせないことは分かっているが、どうにも難解なIT用語。そんなIT初心者の社長にも、分かりやすく理解できるようにITキーワードを解説する本連載。今回は、オフィスの通信環境を大きく変えると期待される「Wi-Fi 6(ワイファイ シックス)」だ。
「社長、オフィスにWi-Fiを入れませんか。最新規格のWi-Fi 6はすごいらしいですよ」(総務兼IT担当者)
「ロト6は宝くじ売り場でよく買うが、そのワイ・シックスは当たるのかね」(社長)
「宝くじではありませんよ。Wi-Fiは、当社でもオフィスで使っているノートパソコンやタブレットなどをつなぐ無線通信の規格のことです。最新規格のWi-Fi 6に変えれば、多くの社員が同時にWi-Fiを利用しても、快適にインターネットが使えるようになります」
「よく分からんが、みんなの仕事運が上がるなら考えてみるか」
オフィスではデスクトップパソコンやプリンターなどをケーブルで接続する有線LANのほか、ケーブルを使わない無線LAN(Wi-Fi)環境も一般的に利用されています。近年の薄型ノートパソコンの中には有線LANケーブルの差し込み口のないタイプもあり、オフィスではWi-Fi環境が欠かせなくなっているのです。そのWi-Fiの最新規格が「Wi-Fi 6」で、通信速度の高速化や高機能化が進んでいます。
高速通信、多端末同時接続が可能に。
※インターネット回線が低速な場合、Wi-Fi 6を導入しても、通信速度はその回線の上限となる。Wi-Fi 6の機能を使うためには、通信機器につなぐパソコンなどもWi-Fi 6対応が必須
Q Wi-Fi 6とは何ですか…
執筆=山崎 俊明
脱IT初心者「社長の疑問・用語解説」
2022年3月7日(月)~2023年3月31日(金)
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2023年導入予定のインボイス制度の対応の準備はできていますか。インボイス制度は、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として導入されます。仕入額控除の要件として、適格請求書発行事業者が発行する「適格請求書」の保存が必要となります。本セミナーではPwC税理士法人 村上 高士氏をお招きし、課税事業者の皆さまの立場で、インボイス制度導入後に何が変わり、どのような影響があるのかを解説します。
2022年2月4日(金)~2023年3月31日(金)
法改正関連
2022年4月1日より、施行される改正個人情報保護法。同法では、法人に対するペナルティの厳罰化や、個人情報漏えい時の報告・通知義務などが追加され、企業はより厳格に個人情報を扱う必要に迫られています。では、企業は具体的にどのような対策をとればいいでしょうか?本ウェビナーでは、改正個人情報保護法の改正のポイントやその際に生じうる課題、そして企業が取り組むべき対策についてご紹介します。