ビジネスWi-Fiで会社改造(第8回)
Wi-Fiで売り上げを増やそう―売り上げアップ作戦
経営に役立ちそうだけれど、聞いただけではなかなか理解できないIT用語。そんなIT初心者の社長にも理解できるようにITキーワードを解説する本連載。今回は「デジタルサイネージ(電子看板)」だ。
「社長、1階のエントランスにデジタルサイネージを置きませんか。新製品の売れ行きがよくないので、通りを歩く人にもサイネージで新製品を紹介したいんです」(総務兼IT担当者)
「何!サイだって。角のある動物だろ。サイが新製品を紹介してくれるのか?」(社長)
「そのサイじゃありませんよ。デジタルサイネージは電子看板のことです。社長も駅や街でよく見かけていると思いますよ。大きなモニターが広告を流しているじゃないですか。動画も表示できるので、注目度が高いんです」
「おお、あれか。女優さんがあまりにきれいなんで10分も見つめ合ってしまった」
「さすが社長、だいぶ怪しいですが、研究熱心ですね」
「なんだかその女優さんと分かり合えた気がしたよ。よし!その電子看板で新製品が少しでも知られるなら考えてみるか。それに、わが社のことも地域の皆さんに分かってもらいたいと思っていたところだ」
駅のコンコースやショッピングセンター、商店街などさまざまな場所でデジタルサイネージ(電子看板)が見られるようになりました。従来の看板や紙のポスターと違って、デジタルサイネージは表示する内容(コンテンツ)を自在に変えられるのが大きな特徴です。ディスプレーに表示するQRコード付きの広告と連動して自社のWebサイトに誘導したり、多言語表示で訪日外国人旅行客に対応したり、効果的な販促活動が期待できます。
Q デジタルサイネージの利点はなんですか
…
執筆=山崎 俊明
脱IT初心者「社長の疑問・用語解説」
2022年3月7日(月)~2023年3月31日(金)
法改正関連
2023年導入予定のインボイス制度の対応の準備はできていますか。インボイス制度は、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として導入されます。仕入額控除の要件として、適格請求書発行事業者が発行する「適格請求書」の保存が必要となります。本セミナーではPwC税理士法人 村上 高士氏をお招きし、課税事業者の皆さまの立場で、インボイス制度導入後に何が変わり、どのような影響があるのかを解説します。
2022年2月4日(金)~2023年3月31日(金)
法改正関連
2022年4月1日より、施行される改正個人情報保護法。同法では、法人に対するペナルティの厳罰化や、個人情報漏えい時の報告・通知義務などが追加され、企業はより厳格に個人情報を扱う必要に迫られています。では、企業は具体的にどのような対策をとればいいでしょうか?本ウェビナーでは、改正個人情報保護法の改正のポイントやその際に生じうる課題、そして企業が取り組むべき対策についてご紹介します。