ビジネスWi-Fiで会社改造(第9回)
Wi-Fiのトラブルに強くなろう―信頼獲得作戦
2019.12.18
ラグビーの「にわかファン」ではないが、ちょっと理解したつもりの「にわかIT」になりがちなIT用語。そんなIT初心者の社長にも理解できるようにITキーワードを解説する本連載。今回はボーっとしていると理解できない「ボット」だ。
「社長、わが社のホームページが変なんです。ボットにやられたのかもしれません」(総務兼IT担当者)
「何、ボーっと? テレビ番組で女の子のキャラクターが大人を叱るやつか。あれ、なかなか面白いよね」(社長)
「社長、そんなシャレを言っている場合ではないんです。ボットはサイバー攻撃の手口ですよ。わが社のホームページを乗っ取られて、うちが加害者になるリスクもあるんです」
「よく分からないな。そんなに危険なら、それこそボーっとしていないで、早く対処しなさい」
ボットは自動で動くプログラムです。悪いボットには、パソコンやサーバーなどのコンピューターを遠隔操作するプログラムがあります。攻撃者はネットワークを介してパソコンにボットを送り込み、ロボットのように操ります。多数のボットをネットワークでつないで、不特定多数のパソコンをウイルス感染させる攻撃手法もあります。攻撃でパソコンをダウンさせるだけでなく、パソコンを不正操作して企業の機密情報を盗むケースもあります。
一方、良い(悪意のない)ボットには、ホームページの内容を調べて検索エンジンの結果表示に利用したり、チャットの問い合わせに自動応答したりするプログラムがあります。
Q 悪いボットに対してどのような対策を打てばよいのでしょうか…
執筆=山崎 俊明
脱IT初心者「社長の疑問・用語解説」
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