オフィスあるある4コマ(第11回)
チャットも会議も電話もマルチタスクを1台で
2022.04.13
略語やカタカナばかりのIT用語。何となく分かったつもりでも、なかなか自信が持てない。そんなIT初心者の社長にも、分かりやすく理解できるようにITキーワードを解説する本連載。今回は、会社で日常化しているかもしれない「PPAP(ピーピーエーピー)」だ。
「社長、お得意さんからPPAPはもうやめてくれと言われてしまいました」(総務兼IT担当者)
「そうか?ワシあの踊り、好きやぞ。ぺんぱいなっぽーあっぽーぺん♪元気出るやないか」(社長)
「その“ピーピーエーピー”じゃないですよ」(総務兼IT担当者)
「なに、ピーティーエー?子どもたちも学校を出ているし、ワシもPTAの役員や保護者会からはとっくに卒業しているぞ」(社長)
「PTAではなく、PPAPですよ。パスワード付きの暗号ファイルをメールに添付して送る手順をそう言うんです。最近は情報保護の観点から問題になっています」
「保護者会でも最近は情報保護に敏感らしいな」
「ですから保護者会ではないんですよ……」
PPAPは英語の略語のように思えますが、日本生まれの造語です。パスワード付き圧縮・暗号化ファイルを送信する「P」、パスワードを別メールで送信する「P」、暗号化の「A」、その手順(プロトコル)の「P」の頭文字を組み合わせたものです。企業や官公庁などでメールのセキュリティ対策として利用されてきましたが、情報保護の観点から利用を見直す動きが広がっています。
Q PPAPの何が問題なのですか…
執筆=山崎 俊明
脱IT初心者「社長の疑問・用語解説」
2022年5月20日(金)① 14時00分〜15時00分(予定)② 18時00分~19時00分
テレワーク関連
新型コロナウイルスの影響もあり、企業におけるテレワークの導入が拡大しました。
一方でまん延防止等重点措置が解除され、今後どのような働き方を目指すべきか迷われる企業様も増えているのではないでしょうか。
本セミナーでは日本テレワーク協会の村田瑞枝氏をお招きし、これからのテレワークのトレンドや、コミュニケーションのあり方についてお話いただきます。
ぜひこの機会にご参加ください。
2022年3月7日(月)~2023年3月31日(金)
法改正関連
2023年導入予定のインボイス制度の対応の準備はできていますか。インボイス制度は、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として導入されます。仕入額控除の要件として、適格請求書発行事業者が発行する「適格請求書」の保存が必要となります。本セミナーではPwC税理士法人 村上 高士氏をお招きし、課税事業者の皆さまの立場で、インボイス制度導入後に何が変わり、どのような影響があるのかを解説します。