ビジネスWi-Fiで会社改造(第9回)
Wi-Fiのトラブルに強くなろう―信頼獲得作戦
2019.04.10
ちまたにあふれる3文字略語。何だかIT用語に多いものの、一体何の略なのかも分からない。そんなIT初心者の社長にも理解できるようにITキーワードを解説する本連載。今回は「UPS」だ。
「社長、うちもUPS(ユーピーエス)を増強しませんか。重要なデータが保存されているストレージの故障も心配ですし」(総務兼IT担当者)
「U.P.S.! U.P.S.!」(社長、踊り出す)
「社長、何のまねでしょうか」
「ずいぶん若者に流行したじゃないか。ワシも孫と一緒に踊っておる」
「それは……“U.S.A.”ですよね。そうじゃなくて、UPSですよ。雷シーズンも心配ですし」
「そうそう、カミさんの雷が落ちるんじゃよ。踊るたびに、うるさい!と雷を落とされておる」
「その雷とは違いますよ。UPSは無停電電源装置のことです。突然の停電や、雷による電圧の急な低下からIT機器を守ってくれるんです」
「ワシもカミさんの雷には困っておる。ワシを守ってくれるなら、そのユー何とかをすぐに入れてくれ」
社内にはさまざまなIT機器が置かれています。突然の停電や落雷による電圧低下などの影響でパソコンやサーバー、ストレージ(NAS)に保存したデータが消失するリスクもあります。UPS(無停電電源装置)は、突然の停電時にバッテリーに切り替わり、一定時間、サーバーやストレージ、IP電話などのIT機器に電源を供給し、データ消失や通話停止などのリスクから業務を守ってくれます。
Q UPSとはどんなものですか…
執筆=山崎 俊明
脱IT初心者「社長の疑問・用語解説」
2022年6月24日(金)13時30分-15時00分(予定)
業務効率化関連
これからの経営の重要なキーワードとなっているDX(デジタルトランスフォーメーション)。
デジタル技術の急速な発展・SDGs等の社会環境変化や市場の競争環境変化により、企業はデジタルを活用した事業や業務の変革が迫られています。
本セミナーでは、「DX」の概念の理解に加え、事例等を通じ、具体的イメージをご紹介しながらDX推進のためのポイントをお伝えすると共に、すぐにできるDXをご紹介します。
ぜひこの機会にご参加ください。
2022年6月3日(土)~2023年3月31日(金)
業務効率化関連
DXという言葉はすっかりバズワードとなり、今やすべての企業にとってデジタル化は必須となっています。
しかし、DXの捉え方は会社によってさまざまで、「とりあえずデジタル」のような取り組みをDXと位置付けているケースもございます。
本セミナーでは、まず第一部で企業におけるDXの定義とDX活動を着実に前進させるポイントについてご説明し、第二部ではDX活動の第一歩として「おまかせAI-OCR」を活用したオペレーション改革について、具体例を交えながらご紹介します。