ビジネスWi-Fiで会社改造(第9回)
Wi-Fiのトラブルに強くなろう―信頼獲得作戦
2019.11.11
大きな表を扱う場合、右端や下端のデータを確認しようとすると、見出しが隠れてしまってどの数値がどの項目のものか確認できないことがある。こんな場合に見出しも同時に見られるテクニックを3つ紹介しよう。
まず1つ目が、1画面で少しだけ端が切れてしまう程度の大きさの表の場合。そんなときは画面の表示倍率を下げると全体を確認できる。
1画面に表示したい部分をドラッグして範囲指定し、「表示」タブの「選択範囲に合わせて拡大/縮小」をクリック
すると、選択範囲がちょうど1画面に収まる倍率に調整される
これはもちろん、画面を拡大したいときにも利用できる。表の一部を拡大してじっくり比較したい場合も、その部分だけを選択してこの機能を実行すればその部分にフィットした表示倍率に調整してくれる。
また、画面右下のズームスライダーや「-」「+」ボタンを使っても、画面の縮小・拡大が可能だ。
ズームスライダーをドラッグするか、「-」「+」をクリックすると表示倍率を下げたり上げたりすることができる
ただし、年を重ねていくにつれて、小さい文字は見づらくなっていく。そういう場合は別の手段を試してみよう。
表が小さいと見づらいという人は、「ウィンドウ枠の固定」という機能を使おう。この機能を使うと、見出し部分を固定したまま数値の部分だけをスクロールできるようになる。ポイントは、固定したい見出しのある行や列のすぐ下や右のセルを選択すること。セルを選択したら、機能を実行する。
固定したい行見出しの下、列見出しの右のセルを選択し、「表示」タブの「ウィンドウ枠の固定」をクリックし、「ウィンドウ枠の固定」を選択する
スクロールしても、上部や左部の見出しが固定されたまま、下や右のデータを確認することができる
ウィンドウ枠の固定を解除するには、「表示」タブの「ウィンドウ枠の固定」をクリックする。すると「ウィンドウ枠の固定」だったメニューが「ウィンドウ枠固定の解除」に変わっているので、それをクリックすればよい。選択セルは表内のどこにあっても問題ない。
「表示」タブの「ウィンドウ枠の固定」→「ウィンドウ枠固定の解除」とクリックする
執筆=内藤 由美
大手ソフト会社で14年勤務。その後、IT関連のライター・編集者として活動。ソフトウエアの解説本、パソコンやスマートフォンの活用記事などを執筆、編集している。
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