時短エクセル(第66回)見やすく・分かりやすいレーダーチャートの作成術

パソコン スキルアップ

公開日:2023.05.08

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 Excelで作成できるグラフには棒グラフや折れ線グラフ、円グラフなど様々なものがある。そのなかでも今回は、レーダーチャートの作成について紹介する。レーダーチャートとは、放射状に数字軸を配し、値を線で結んだ多角形のグラフ。各項目の大小や構成比の特徴を把握するのに使用される。

レーダーチャートを利用するのに適した内容とは

 レーダーチャートは数値のバランスや項目間の比較をするのに適している。ビジネスシーンにおいては財務分析、製品やサービスの評価、人事考課などで多用される。例えば人事考課でレーダーチャートを用いるなら、「コミュニケーション力」「企画力」「問題解決能力」「リーダーシップ力」「積極性」「規律性」といった項目が挙げられる。飲食業が店舗の評価をするのであれば「価格」「味」「店の雰囲気」「接客」「立地」などが対象になるだろう。

レーダーチャートを作成する

 では、支店ごとの各指標の評価が一目で分かるレーダーチャートを作成してみよう。まずは梅田支店のレーダーチャートを作成する。

まずは支店ごとの評価の一覧表を作る。次に項目と梅田支店の行を範囲指定し、「挿入」タブの「グラフ」グループの右下にある「ダイアログボックス起動ツール」をクリックする

 

「すべてのグラフ」タブで「レーダー」を選んで「OK」をクリックする

 

レーダーチャートが作成できた

 

 梅田支店は立地と味は抜きん出て評価が高いが、価格、接客、店の雰囲気に関する評価は低いことが一目で分かる。

平均も同時表示、デザインを整えてより分かりやすく…

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執筆=内藤 由美

大手ソフト会社で14年勤務。その後、IT関連のライター・編集者として活動。ソフトウエアの解説本、パソコンやスマートフォンの活用記事などを執筆、編集している。

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