ビジネスWi-Fiで会社改造(第9回)
Wi-Fiのトラブルに強くなろう―信頼獲得作戦
2020.05.11
売上表や出退管理表など、エクセルの表をスタッフに回して入力してもらうシチュエーションはよくある。その際、自動計算されるように設定したセルに、手入力してしまう人がいる。本人に悪意はないが、手入力されると計算式がクリアされてしまう。他のセルにまで影響を及ぼしかねない。また、その表をフォーマットとして利用している場合、またわざわざ計算式を入力しなければならなくなる。せっかく時短のために自動計算できるようにしたのに、これでは二度手間になり、余計に時間がかかってしまう。
こんなときには「セルのロック」と「シートの保護」という2つの機能をうまく組み合わせて活用しよう。
基本的にExcelは、シートを保護するとすべてのセルが編集禁止となる。これは、初期値で「セルのロック」が全セルにおいてオンになっているからだ。この仕様を利用して、
(1)編集を許可したいセルのみセルのロックを解除する
(2)その上でシートを保護する
という手順を踏めば、ロックを解除したセルのみが編集可能となるわけだ。
ここでは、売上管理表を例に解説する。この表では「商品名」「商品コード」「仕入単価」「売上単価」「売上個数」のセルのみ編集(入力)可能とする。
B5~F24セルを選択し、「Ctrl」+「1」キーを押す
開いた「セルの書式設定」画面の「保護」タブで「ロック」のチェックを外して「OK」をクリックする
執筆=内藤 由美
大手ソフト会社で14年勤務。その後、IT関連のライター・編集者として活動。ソフトウエアの解説本、パソコンやスマートフォンの活用記事などを執筆、編集している。
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