時短エクセル（第51回）Excelの表の行と列を素早く入れ替える

　上記の方法が一番分かりやすいと思うが、少し違ったやり方も紹介しておこう。表をコピーする過程はいずれも同様だ。

[caption id="attachment_43579" align="aligncenter" width="600"] ドラッグして範囲を指定し、コピーする[/caption]

 

[caption id="attachment_43580" align="aligncenter" width="600"] 現在表がある位置ではない空白のセルにカーソルを置き、右クリックして表示されるメニューから「行/列の入れ替え」を選択する[/caption]

 

　メニューから選ぶか右クリックから選ぶかの違いだが、上部のメニューまでカーソルを持っていかなくていい分、こちらのほうが時短できる。いずれの方法も、該当メニューの上にしばらくカーソルを置いた状態にしておくと、貼り付け操作を完了する前に貼り付けイメージが確認できる。

　もう一つの方法は、そのまま貼り付けてから貼り付けオプションを使う方法だ。

[caption id="attachment_43581" align="aligncenter" width="600"] ドラッグして範囲を指定し、コピーする（［Ctrl］＋「C」キー）[/caption]

 

[caption id="attachment_43582" align="aligncenter" width="600"] 空白のセルにカーソルを置き、そのまま貼り付ける（［Ctrl］＋「V」キー）[/caption]

 

[caption id="attachment_43583" align="aligncenter" width="600"] 「貼り付けオプション」をクリックし、メニューから「行/列の入れ替え」を選択する[/caption]

 

[caption id="attachment_43584" align="aligncenter" width="600"] 行と列が入れ替えた表に変更される[/caption]

 

　この方法だと、まずはいつも通り［Ctrl］＋「C」キーでコピーし、［Ctrl］＋「V」キーで貼り付ける。その後に入れ替え作業なので、ショートカットキーを使い慣れている人は一番効率的かもしれない。

　どの方法でもいいが、手作業で作り替えるよりははるかに効率的なので、ぜひ覚えておいてほしい。

※解説用画面はWindows 11上でMicrosoft 365のExcelを使用。一部メニュー名などが異なる場合がある
※第52回は2022年3月7日（月）公開

【ダウンロード】
「時短エクセル」　Excelの表の行と列を素早く入れ替える　のお試しファイルのダウンロードはこちらから（Excelファイル）