IT時事ネタキーワード「これが気になる!」(第22回)事件や事故対策に「ドラレコ」

IT・テクノロジー トラブル対応

2017.11.21

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 警察庁は、日本で高速道路が開通して以来初めて、高速道路の一部区間の最高速度を引き上げる方針だ。高速道路の最高速度引き上げは段階的に実施される。2017年11月1日から新東名の一部、12月1日から東北自動車道の一部で最高速度110キロへの引き上げを試行。

 その後、全国の高速道で見直しを進め、最高速度120キロの適用区間の拡大を検討する。これにより、事故の件数が増えたり、今よりも運転の危険性が増したりする可能性が生じる。東名高速道路で停車中のワゴン車にトラックが追突して夫婦が死亡した事件は記憶に新しい。加害者側のドライバーが執拗に被害者の車の通行をふさぐなど、一家のワゴン車の進路を塞いで停止させ、追突事故を引き起こした悪質な運転の実態が明らかになった。

 こうした自動車にまつわるトラブルの転ばぬ先のつえがドライブレコーダーだ。ことの一部始終や、相手のナンバーが記録でき、いざというときの大きな助けになりうる。

すでに始まった最高速度引き上げ

 残念ながらすべてのドライバーが安全かつ冷静に運転業務を行っているわけではない。東名の事故では、相手の挙動にカッとなり追い回すという、感情的で制御の利かない行動が惨事を招いた。筆者も高速道路ではないが、交差点での挙動が気に入らないとの理由で、男性ドライバーに追い回された経験があり、人ごとに思えない。

 自動車を運転している以上、いくら気を付けていても事故を起こすことはあるし、ほかの車が起こす事故に巻き込まれる場合もある。事故発生時刻が深夜や早朝だったり、人通りがほとんどなかったりして目撃者がいない場合など、双方の主張が真っ向から対立してしまうかもしれない。

 相手が悪質なドライバーなら、相手が嘘をつく可能性もある。悪賢く立ち回られ、相手方の主張が認められれば大変だ。なお、人身事故では自分の証言より目撃証言が重視され、事実とは異なる原因で事故処理が進んでしまうケースもあるという。

ドライブレコーダーが大注目…

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執筆=青木 恵美

長野県松本市生まれ。独学で始めたDTP(パソコンによる机上出版)がきっかけで、IT関連の執筆を始める。執筆書籍は『Windows手取り足取りトラブル解決』『見直すだけで安くなる、スマホおトク術』など20冊あまり。Web媒体は日経XTECH、日経トレンディネットなど。日経XTECHの「信州ITラプソディ」は、2008年より10年にわたって長期連載した人気コラム(現在でもバックナンバーあり)。日経パソコン、日経PC21、日本経済新聞などに多く執筆。現在は、日経PC21に「青木恵美のIT生活羅針盤」、日経パソコンに「ちょっと気になるITアラカルト」を好評連載中。

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