IT時事ネタキーワード「これが気になる!」(第92回)2022年4月施行の「改正個人情報保護法」って?

法・制度対応

2022.03.16

  • PDF PDF
  • ボタンをクリックすることで、Myクリップ一覧ページに追加・削除できます。追加した記事は、「Myクリップ」メニューからいつでも読むことができます。なお、ご利用にはBiz Clipに会員登録(無料)してログインする必要があります。

 2022年4月に新しい個人情報保護法が施行される。筆者は個人情報保護委員会(個人情報の適切な管理と利活用を監督する政府機関)のサイトで「改正個人情報保護法対応チェックポイント」という、分かりやすいパンフレットを見つけた。

 「まずはここから!」の3点から手をつけたい。それぞれ具体的にすべきことが書かれ、6つの改正ポイントがまとめられている。

個人情報保護委員会のパンフレット「改正個人情報保護法対応チェックポイント」

 

 今回、近年の個人情報を扱う機会の増加、個人情報に対する意識の高まり、技術革新を踏まえた保護と利活用のバランス、越境データの流通増大に伴う新たなリスクへの対応の観点から改正が行われた。改正の内容についての詳細は、個人情報保護委員会の「令和2年 改正個人情報保護法について」「令和3年 改正個人情報保護法について」を参照するとよい。

 個人情報保護委員会の動画ページにある「個人情報保護法改正~知っておくべき2つのポイント」(個人編/事業者編)によれば、事業者が知っておくべきポイントの1つ目は、個人情報の漏えいなどで個人の権利または利益を害する恐れが大きい場合、事業者から個人情報保護委員会への報告と本人への通知が義務化されたこと。2つ目は個人関連情報の提供の際に、本人の同意が必要となったこと。個人関連情報とは、ネットの閲覧履歴や購入履歴など、それだけでは特定個人を識別できない情報をさすが、近年、個人関連情報から特定の個人を識別されるケースが多発していることに起因している。

そもそも個人情報保護法って何?…

続きを読むにはログインが必要です

会員登録3つのメリット!!

  • 最新記事をメールでお知らせ!
  • すべての記事を最後まで読める!
  • ビジネステンプレートを無料ダウンロード!

執筆=青木 恵美

長野県松本市生まれ。独学で始めたDTP(パソコンによる机上出版)がきっかけで、IT関連の執筆を始める。執筆書籍は『Windows手取り足取りトラブル解決』『見直すだけで安くなる、スマホおトク術』など20冊あまり。Web媒体は日経XTECH、Biz Clipなどに執筆。日経XTECHの「信州ITラプソディ」は、10年にわたって長期連載した人気コラム(バックナンバーあり)。紙媒体では日経PC21、日経パソコン、日本経済新聞などにも執筆。現在は、日経PC21に「青木恵美のIT生活羅針盤」、Biz Clipに本連載「IT時事ネタキーワード これが気になる!」を好評連載中。

あわせて読みたい記事

  • 弁護士が語る!経営者が知っておきたい法律の話(第86回)

    22年4月改正個人情報保護法施行、留意点を解説

    法・制度対応

    2021.11.22

  • 急務!法対応(第1回)

    個人情報保護法が改正。信用失墜のリスクに備えよ

    脅威・サイバー攻撃

    2017.05.29

  • 第三次人工知能ブーム(第2回)

    妊娠をばらしてしまったビッグデータ

    自動化・AI

    2018.04.23

「法・制度対応」人気記事ランキング

AIによるおすすめ記事

他の方はこんな記事も見ています

連載バックナンバー

IT時事ネタキーワード「これが気になる!」

オンラインセミナー動画

配信期間

2022年6月3日(土)~2023年3月31日(金)

業務効率化関連

企業のDX化と「攻め」のオペレーションへの転換

DXという言葉はすっかりバズワードとなり、今やすべての企業にとってデジタル化は必須となっています。
しかし、DXの捉え方は会社によってさまざまで、「とりあえずデジタル」のような取り組みをDXと位置付けているケースもございます。
本セミナーでは、まず第一部で企業におけるDXの定義とDX活動を着実に前進させるポイントについてご説明し、第二部ではDX活動の第一歩として「おまかせAI-OCR」を活用したオペレーション改革について、具体例を交えながらご紹介します。

配信期間

2022年5月11日(木)~2023年3月31日(金)

セキュリティ関連

テレワーク時代に潜むセキュリティリスク
~企業がとるべき対策とは~

組織のネットワークに侵入し、重要な業務データの暗号化や盗難と金銭目的の脅迫を行う「侵入型(標的型)ランサムウェア」が猛威を奮っています。
日本でも被害が相次ぎ最大限の警戒が必要な状況が続いていますが、オフィスのリスク・脅威への備えは万全ですか?
本セミナーでは、最新の侵入型ランサムウェア動向とその対策についてご紹介します。