ビジネスWi-Fiで会社改造(第39回)
大規模工場でこそビジネスWi-Fiが生きる
公開日:2022.04.06
ロシアのウクライナに対する軍事侵攻は直接の軍事攻撃のほか、情報戦やサイバー攻撃、経済制裁なども組み合わさって「ハイブリッド戦争」というキーワードも出てきている。
ウクライナは「欧州の穀倉」といわれるなど穀物の輸出で有名だが、旧ソ連時代から科学技術が栄え、IT人材が豊富なIT大国としても知られる。米グーグルや韓国サムスンのほか日本企業も開発拠点を置いてきた。ITに関しては、ウクライナのIT人材、IT開発拠点への影響のほか、半導体生産に必要なレアガスやレアメタルなど原材料の一部にロシアやウクライナへの依存度が高いものがあり、長期化している世界的な半導体不足に拍車をかけるといわれている。
3月11日、IT専門調査会社のIDCは、ロシアのウクライナ侵攻が世界のICT市場に与える影響についてのレポートを発表した。それによれば、ロシアのウクライナ侵攻とそれに伴う外交的・経済的対応は、世界にとって重大な転換点になるといわれ、特に情報通信技術(ICT)市場は、紛争そのものだけでなく、米国、EU、その他の国々がロシアに課した経済制裁の影響も大きく受けるとされる。
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執筆=青木 恵美
長野県松本市在住。独学で始めたDTPがきっかけでIT関連の執筆を始める。書籍は「Windows手取り足取りトラブル解決」「自分流ブログ入門」など数十冊。Web媒体はBiz Clip、日経XTECHなど。XTECHの「信州ITラプソディ」は、10年以上にわたって長期連載された人気コラム(バックナンバーあり)。紙媒体は日経PC21、日経パソコン、日本経済新聞など。現在は、日経PC21「青木恵美のIT生活羅針盤」、Biz Clip「IT時事ネタキーワード これが気になる!」「知って得する!話題のトレンドワード」を好評連載中。
【TP】
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