ビジネスWi-Fiで会社改造(第9回)
Wi-Fiのトラブルに強くなろう―信頼獲得作戦
2022.04.06
ロシアのウクライナに対する軍事侵攻は直接の軍事攻撃のほか、情報戦やサイバー攻撃、経済制裁なども組み合わさって「ハイブリッド戦争」というキーワードも出てきている。
ウクライナは「欧州の穀倉」といわれるなど穀物の輸出で有名だが、旧ソ連時代から科学技術が栄え、IT人材が豊富なIT大国としても知られる。米グーグルや韓国サムスンのほか日本企業も開発拠点を置いてきた。ITに関しては、ウクライナのIT人材、IT開発拠点への影響のほか、半導体生産に必要なレアガスやレアメタルなど原材料の一部にロシアやウクライナへの依存度が高いものがあり、長期化している世界的な半導体不足に拍車をかけるといわれている。
3月11日、IT専門調査会社のIDCは、ロシアのウクライナ侵攻が世界のICT市場に与える影響についてのレポートを発表した。それによれば、ロシアのウクライナ侵攻とそれに伴う外交的・経済的対応は、世界にとって重大な転換点になるといわれ、特に情報通信技術(ICT)市場は、紛争そのものだけでなく、米国、EU、その他の国々がロシアに課した経済制裁の影響も大きく受けるとされる。
執筆=青木 恵美
長野県松本市生まれ。独学で始めたDTP(パソコンによる机上出版)がきっかけで、IT関連の執筆を始める。執筆書籍は『Windows手取り足取りトラブル解決』『見直すだけで安くなる、スマホおトク術』など20冊あまり。Web媒体は日経XTECH、Biz Clipなどに執筆。日経XTECHの「信州ITラプソディ」は、10年にわたって長期連載した人気コラム(バックナンバーあり)。紙媒体では日経PC21、日経パソコン、日本経済新聞などにも執筆。現在は、日経PC21に「青木恵美のIT生活羅針盤」、Biz Clipに本連載「IT時事ネタキーワード これが気になる!」を好評連載中。
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