IT時事ネタキーワード「これが気になる!」(第39回)PayPay祭り再び?乗り遅れ組へスマホ決済

IT・テクノロジー キャッシュレス

2019.03.18

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 昨年末に行われた「PayPay」の“100億円あげちゃうキャンペーン”。内容は、決済の20%を還元、さらに抽選で全額還元(上限10万円まで)だった。期間は4カ月に設定されていたものの、還元額が100億円に達したら終了とされていたため、わずか10日でキャンペーンが終了した。

 なぜこんな事態になったかというと、還元額の上限は1カ月5万円だが、1回当たりの上限が設けられていなかったからだ。つまり1回で5万円という高額還元が可能。この点に目を付けたユーザーがこぞって利用し、あっという間に上限に達したというわけだ。

 これに学んでか、2月12日から始まった100億円キャンペーン第2弾は、1回の支払いにおける還元額の上限を1000円相当に、還元額は期間中5万円相当までと変更された。さらに、支払い方法により還元率が異なるよう変更。「くじ」は当選率が引き上げられた一方、1回当たりの当選額が最大1000円相当に変更されるなど、全体的に細かい調整がなされた。

 第1弾に比べて「渋くなった」と言われたが、使ってみて思うに、5000円以下の細かい買い物がおトクになる仕組みゆえ、日常的なコンビニやドラッグストアの買い物に、「小さな幸せ」を感じ、またPayPayで買い物したくなって、PayPay対応のお店に向かってしまう。キャンペーンが長く持ちそうなのと、スマホ1つでOK、お金を下ろす手間いらず、履歴や残高がすぐ分かるなど、スマホ決済の利点をその都度実感させられて、これは一定の効果がありそう、と筆者は考えている。

第2弾キャンペーンで利用した筆者の「PayPay」アプリの画面。2000円ほど買い物した際、1000円が当たった

他のサービス動向。乗り遅れた人の狙い目は…

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執筆=青木 恵美

長野県松本市生まれ。独学で始めたDTP(パソコンによる机上出版)がきっかけで、IT関連の執筆を始める。執筆書籍は『Windows手取り足取りトラブル解決』『見直すだけで安くなる、スマホおトク術』など20冊あまり。Web媒体は日経XTECH、Biz Clipなどに執筆。日経XTECHの「信州ITラプソディ」は、10年にわたって長期連載した人気コラム(バックナンバーあり)。紙媒体では日経PC21、日経パソコン、日本経済新聞などにも執筆。現在は、日経PC21に「青木恵美のIT生活羅針盤」、Biz Clipに本連載「IT時事ネタキーワード これが気になる!」を好評連載中。

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