IT時事ネタキーワード「これが気になる!」(第54回)スマスピ使ってみた

IoT・インフラ

2019.12.23

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 いまや先進技術の象徴といえるAI(人工知能)。SF映画の一場面のように、話しかけると調べものや記録をしてくれたり、機器の操作を行ってくれたりする。2年ほど前から登場した「スマートスピーカー」だ。スマートスピーカーにはAIアシスタントと呼ばれる人工知能が入っている。アマゾンの「アレクサ」、グーグルの「Googleアシスタント」、アップルの「Siri」が該当する。

 筆者宅の居間にはアマゾンとグーグルのスマートスピーカーが置いてあるが、訪れた来客や友達がほぼ必ず「今日の天気は?」「歌を歌って」「何か面白いこと言って」などと話しかけるのが面白い。

 最初はスピーカーの形をした製品ばかりだったが、声だけのやり取りは心もとないせいか、画面付きのものも増えてきた。このようなスタイルをスマート・ディスプレーと呼ぶ場合もある。

筆者宅のスマートスピーカー(アマゾンのEcho Show 5とグーグルのGoogle Nest Hub)。画面付きで、もはや「スピーカー」とは言い難い

バリエーション豊富。コンセントじか挿しタイプが人気

筆者宅の玄関のコンセントに挿した「Echo Flex」。人感センサーを使ったアクションも可能で重宝する

 アマゾンは、スマートスピーカー界をけん引する。最近発売されたコンセントじか挿しタイプのコンパクトな「Echo Flex」は、オプションのライトや人感センサーユニットを備えている。今までよりユニークな定型アクション(自動処理)を設定でき、可能性が広がった。

 スマートスピーカーは音楽を流すのも主用途。音質はやはり重要だ。「Echo Input」は手持ちのスピーカーをアレクサ端末に変える。「Echo Studio」は、中に5つのユニットが入っていて、3D音楽が再生可能なスピーカーだ。アマゾンは秋からハイレゾ音楽配信サービスも開始する。

 テレビに接続してプライム・ビデオなどを見られるアマゾンの「Fire TV」は、長く親しまれている端末だが、リモコンのボタンを押して話すとアレクサを利用できる。基本的にテレビに接続し、電源をオンにしないと操作できない。「Fire TV Cube」はFire TV機能の付いたスマートスピーカー、大型テレビのある居間で力を発揮しそうだ。

 アマゾンのアレクサは、アマゾンのファイアー・タブレットのほか、iOSやAndroid端末用のアプリや、パソコン用のアプリで利用できる。なお、アマゾンはあらゆるものに「アレクサ」を搭載したいらしい。2019年9月21日の発表会では、上記のほか、車載用の「Echo Auto」、アレクサ搭載の電子レンジ、壁掛け時計が発表された。

スマスピ対応の家電増え、生活に密着…

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執筆=青木 恵美

長野県松本市生まれ。独学で始めたDTP(パソコンによる机上出版)がきっかけで、IT関連の執筆を始める。執筆書籍は『Windows手取り足取りトラブル解決』『見直すだけで安くなる、スマホおトク術』など20冊あまり。Web媒体は日経XTECH、日経トレンディネットなど。日経XTECHの「信州ITラプソディ」は、2008年より10年にわたって長期連載した人気コラム(現在でもバックナンバーあり)。日経パソコン、日経PC21、日本経済新聞などに多く執筆。現在は、日経PC21に「青木恵美のIT生活羅針盤」、日経パソコンに「ちょっと気になるITアラカルト」を好評連載中。

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