ビジネスWi-Fiで会社改造(第11回)
Wi-Fi活用を促進する―社内啓発大作戦
2022.06.21
2022年6月20日以降、機体重量100g以上の無人航空機(ドローン、ラジコン機)に登録が必要となり、登録なしには飛行ができなくなった。国土交通省の「無人航空機登録ポータルサイト」では、「確実な登録を」と呼びかけている。
これまで無人航空機の定義は、重量が200g以上とされてきたが、今回100g以上の機体が航空法の規制対象に変更された。6月20日以降、100g以上の無人航空機の全機体に登録記号を表示、識別情報を電波で遠隔発信するリモートID機能を備える必要がある。
登録は「申請(オンラインまたは書類提出)」「入金(申請通過後、手数料を納付)」、「登録記号発行(申請した無人航空機の登録記号を受け取り機体に表示)」「リモートID書き込み(スマートフォンアプリを利用して書き込む)」という4つのステップで行われる。登録は機体ごと、3年ごとに更新する必要がある。詳しくは先述の「無人航空機登録ポータルサイト」や同省の「無人航空機登録ハンドブック」「ドローン登録システム」を参考にするとよいだろう。
ところで、無人航空機登録ハンドブックによると、登録義務化にはドローンなどの無人航空機による不適切な飛行が課題となっている点が指摘されている。この点を以下で考えていこう。
執筆=青木 恵美
長野県松本市生まれ。独学で始めたDTP(パソコンによる机上出版)がきっかけで、IT関連の執筆を始める。執筆書籍は『Windows手取り足取りトラブル解決』『見直すだけで安くなる、スマホおトク術』など20冊あまり。Web媒体は日経XTECH、Biz Clipなどに執筆。日経XTECHの「信州ITラプソディ」は、10年にわたって長期連載した人気コラム(バックナンバーあり)。紙媒体では日経PC21、日経パソコン、日本経済新聞などにも執筆。現在は、日経PC21に「青木恵美のIT生活羅針盤」、Biz Clipに本連載「IT時事ネタキーワード これが気になる!」を好評連載中。
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