オフィスあるある4コマ(第11回)
チャットも会議も電話もマルチタスクを1台で
2020.04.13
2018年4月から、パソコンやスマートフォンを使い、インターネットを通じて医師が患者を診察する「オンライン診療」に健康保険が適用されるようになった。これは実際のオンライン診療の実用化を意味するが、初診は対象外。また、同じ医師の下に6カ月以上通院する患者に限られる。対面診療と同一の医師がオンラインも担当し、3カ月に1回は対面診療を受ける、などの条件がある。
オンライン診療の流れは、医師がオンライン診療可能と判断しOKが出たら、スマートフォンアプリでユーザー登録してログイン、診療予約を行う。予約時間になったらアプリを起動、ビデオ通話で医師の診察を受ける。その後アプリに登録した決済方法で会計し、薬や処方箋は郵送で送られる。
オンライン診療があれば、高齢、多忙、遠隔地などが理由で容易に通院できない人にも、手軽に診察を受けられる環境が提供される。高齢化社会において通院への付き添いや、介護の負担も減る。これらのメリットは、割と誰しも想像がつくだろう。
実際、高血圧気味な筆者の通院に当てはめて考えても、前回からの状況を医師に伝え、血圧帳を見せ、現在の血圧や聴診器での診察を行い、いつもの薬をもらう。この流れなら、オンラインでもできそうだ。
ただ、実質の解禁から2年経過した現在、周りでオンライン診療を受けた話を聞いたことがない。筆者自身も、近くにオンライン診療対応の医療機関がなく、リアルで通院を続けている。聞くところによると、オンライン診療の普及率はわずか1%にも満たない(神奈川県保険医協会2019年4月調べ)という。
執筆=青木 恵美
長野県松本市生まれ。独学で始めたDTP(
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