IT時事ネタキーワード「これが気になる!」(第70回)VR、AR、MR、SR…「xR」技術一覧

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公開日:2020.12.24

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 ビジネスで仮想現実(VR)や拡張現実(AR)、複合現実(MR)を活用する動きが盛んだ。コロナ禍で人との接触が制限される中、直接対面せずに行える新しいコミュニケーション手段がニーズとして浮上したからだ。

 「VRゴーグル」を装着して、ゲームやライブ、遠い名所旧跡などのバーチャル世界を、あたかもそこにいるかのように臨場感たっぷりに味わう。最近は、スマホを挿入するだけで簡単に使える紙製ゴーグルとスマホアプリで簡単に仮想世界を楽しめる。VR(バーチャル・リアリティー)は1989年頃からある言葉で、今では日常的に使われるようになった。

 バーチャルな物体や人物を現実に重ねて映し出す「AR」も触れる機会は多い。大ヒットしたスマートフォン向けゲーム「Pokémon GO」は、カメラ越しの現実の背景にポケモンが現れ、バーチャルなボールを投げて捕まえる。ほかにも観光地やイベント、商品パッケージや新聞などのマーカーにスマホのカメラをかざすと、キャラや物体が現れたり、しゃべったり踊ったり、動画を再生できたりする仕掛けもおなじみだ。

 VRやARなど、後ろに「R」が付く、仮想現実系の技術をまとめて「xR」(エックスアールまたはクロスリアリティー)と呼ぶ。ARとVRを組み合わせたゲームもあり、境界線があいまいになったり総じて論じたりするケースが増え、xRという言葉が使われるようになった。覚えておこう。

VR、AR、MR、SRの違い…

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執筆=青木 恵美

長野県松本市在住。独学で始めたDTPがきっかけでIT関連の執筆を始める。書籍は「Windows手取り足取りトラブル解決」「自分流ブログ入門」など数十冊。Web媒体はBiz Clip、日経XTECHなど。XTECHの「信州ITラプソディ」は、10年以上にわたって長期連載された人気コラム(バックナンバーあり)。紙媒体は日経PC21、日経パソコン、日本経済新聞など。現在は、日経PC21「青木恵美のIT生活羅針盤」、Biz Clip「IT時事ネタキーワード これが気になる!」「知って得する!話題のトレンドワード」を好評連載中。

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