急務!法対応(第13回)
自動車の「OBD検査」が10月からスタート。準備は万全?
公開日:2018.12.17
「ポケモンGOといえば、猫もしゃくしも夢中になってプレーして、すごい騒ぎにもなったっけ。一時期自分もポケモン集めに熱中したけど、その後とんとやらなくなった。今もやってる人っているの?」
こんなふうに思ってはいけない。今年の半ばあたりから、アクティブユーザー数や売り上げが史上最大、なんてニュースがしばしば世間を騒がせているのだ。
現在のポケモンGOでは新種のポケモンが追加されたほか、最大20人で力を合わせてボスを倒すレイドバトル機能、他のユーザーと友達になって、ギフトを贈ったりポケモンの交換ができたりするフレンド機能、Nintendo Switch用ゲーム「ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ/イーブイ」との連携などの機能が追加された。さらに、2018年12月には、近くにいるトレーナー、フレンド、CPU(チームリーダー)と対戦ができる「トレーナーバトル」機能も実装された。
筆者の自宅近くにもポケモンGOのジム(マップ上にある施設。自分のポケモンを配置したり、ポケモン同士を戦わせたりするところ)がある。とある日、通りかかると数人~十数人ぐらいの人が、スマホを見ながら何かやっている。顔見知りのおばさまがいたので聞いてみると、ポケモンGOをプレーしているという。サービス開始当時に盛んに遊んでいたのは、主に10代を中心とした若い世代だったと思うが、明らかに年齢層が高い。最近、国内のユーザーでは、こうしたオトナ世代が増えつつあるという。再ブームとなっているポケモンGOの実態と今後の動向を探ってみよう。
ポケモンGOは、米国のナイアンティックと任天堂の関連会社である株式会社ポケモンが共同開発したスマホ向けのゲーム。位置情報と拡張現実(AR)を利用して、現実世界を舞台としてプレーする。不思議な生き物「ポケモン」を捕まえて育てたり、バトルさせたりできる。
何よりの楽しみは、かわいらしく愛嬌(あいきょう)にあふれたポケモンを捕まえて図鑑を埋めたり、手に入れたポケモンを育てていったりするところ。ポケモンをゲットするにも、必要な道具を集めるにも、現実世界を歩かなくてはならない。これは、日ごろの運動不足の解消にもなるし、ポケストップやジムは各地の名所旧跡や石碑などのモニュメントに配置されているので、観光したりその地の歴史を知ったりなどの副次的な楽しみもある。
フレンド機能をはじめ、新しい要素が追加され、ゲーム自体も進化し続けている。今から始めても、中断していた人が再開しても、損はなさそうだ。サービス開始から2年、ポケモンGOが再び勢いを取り戻している。
\ かんたん入力で登録完了 /
執筆=青木 恵美
長野県松本市在住。独学で始めたDTPがきっかけでIT関連の執筆を始める。書籍は「Windows手取り足取りトラブル解決」「自分流ブログ入門」など数十冊。Web媒体はBiz Clip、日経XTECHなど。XTECHの「信州ITラプソディ」は、10年以上にわたって長期連載された人気コラム(バックナンバーあり)。紙媒体は日経PC21、日経パソコン、日本経済新聞など。現在は、日経PC21「青木恵美のIT生活羅針盤」、Biz Clip「IT時事ネタキーワード これが気になる!」「知って得する!話題のトレンドワード」を好評連載中。
【T】
IT時事ネタキーワード「これが気になる!」