オフィスあるある4コマ(第11回)
チャットも会議も電話もマルチタスクを1台で
2018.01.12
ビットコインがこのところ、値上がりが激しい。投資や運用、取引を検討してみたいと思えど、ビットコインとはいったい何か、インターネット上で運用される仮想通貨とは何なのか、説明できる人は意外に少なくはないだろうか。誰が作ってどこが管理しているのか、どういう仕組みで動いているのか、入手や取引はどうすればいいのか? 正体が分からなければ、手を出すのは怖い。今回はそんなビットコインを解説する。
仮想通貨とは、暗号通貨とも呼ばれるインターネット上のお金のことだ。実体はなく、コインや紙幣は存在しない。仮想通貨の中で主流なのがビットコインだ。ほかにも仮想通貨はイーサリアム、リップルなどがある。
仮想通貨の発案者は「サトシ・ナカモト」と名乗る人物。2008年11月に仮想通貨ビットコインに関する論文がサトシ・ナカモトにより発表された。その論文を読んで構想案に賛同した人たちが仮想通貨の仕組みを考え、2009年ごろに誕生した。
ビットコインは、基本的に各国の通貨やユーロのような、発行をつかさどる国や、流通を管理する銀行などの組織が存在しない。中央で管理する代わりに、コンピューターのネットワークを利用して通貨を管理する。その管理方法は、インターネット上に存在する1つの「ブロックチェーン」と呼ばれる大きな取引台帳にすべての取引を記録する、というユニークなシステムだ。
すべての動きを記録するので、ブロックチェーンの整合性を保つ追記作業には、コンピューターによる膨大な計算が必要となる。これらの計算は、有志のコンピューターリソースを借りている。有志がコンピューターの計算能力を提供し合って、みんなで共有する1つの大きな取引台帳を保持し、ビットコインが成り立っているのだ。
計算能力の提供を行った人には、報酬として仮想通貨が支払われる。この作業を「採掘(マイニング)」と呼ぶ。ただし無限に採掘できるわけではなく、あらかじめ発行総量が決められているのと、掘るにつれて計算の難易度が上がるなどで、採掘によるインフレや混乱は起こらない仕組みになっているという。
執筆=青木 恵美
長野県松本市生まれ。独学で始めたDTP(
IT時事ネタキーワード「これが気になる!」
2022年5月20日(金)① 14時00分〜15時00分(予定)② 18時00分~19時00分
テレワーク関連
新型コロナウイルスの影響もあり、企業におけるテレワークの導入が拡大しました。
一方でまん延防止等重点措置が解除され、今後どのような働き方を目指すべきか迷われる企業様も増えているのではないでしょうか。
本セミナーでは日本テレワーク協会の村田瑞枝氏をお招きし、これからのテレワークのトレンドや、コミュニケーションのあり方についてお話いただきます。
ぜひこの機会にご参加ください。
2022年3月7日(月)~2023年3月31日(金)
法改正関連
2023年導入予定のインボイス制度の対応の準備はできていますか。インボイス制度は、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として導入されます。仕入額控除の要件として、適格請求書発行事業者が発行する「適格請求書」の保存が必要となります。本セミナーではPwC税理士法人 村上 高士氏をお招きし、課税事業者の皆さまの立場で、インボイス制度導入後に何が変わり、どのような影響があるのかを解説します。