IT時事ネタキーワード「これが気になる!」(第100回)「メタバース」って何だろう。仮想世界で売買も

IT・テクノロジー デジタル化

2022.07.25

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 最近よく聞く「メタバース」(Metaverse)という言葉。「Meta(超)」と「Universe(宇宙)」を組み合わせた造語だ。SF作家であるニール・スティーヴンスンの「スノウ・クラッシュ」(1992年発表)に登場し、その後、仮想空間サービスが実現した際に英語圏で主に用いられるようになった。

メタバースとは?「Meta」と「Universe」、現在と違う次元の世界

 一般的には「仮想空間サービス=メタバース」とみてよいだろう。「多人数が参加可能で、参加者がアバターを操作して自由に行動でき、他の参加者と交流できるインターネット上に構築される仮想の3次元空間」と定義できる。利用者はパソコンやスマートフォン、VRデバイスなどから仮想空間にアクセスし、自分の分身としてのアバターで会話や交流を行ったり、ゲームをプレイしたり、さらには街や建物を散策、会議やイベントに参加したりする。

 こうした仮想空間サービスの先駆けは、2003年に米国で開始された「セカンドライフ」だろう。スマートフォンもないパソコンの時代から、3DCGで作られた仮想世界に数多くのバーチャル体験やコミュニティーが存在し、大手企業や教育機関はイベントや遠隔会議のために、セカンドライフ内にソーシャルスペースを提供してきた。なお、セカンドライフはメタバースサービスとして今も健在だ。

 なお、コロナ禍において世界中で人気を博した、「Minecraft(マインクラフト)」(2011年リリース)、「FORTNITE(フォートナイト)」(2017年リリース)、「あつまれどうぶつの森」(2020年リリース)などのゲームも、メタバースの1つとして語られる。

仮想世界にアバターで参加し生活も。米フェイスブックが「メタ」になる?…

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執筆=青木 恵美

長野県松本市生まれ。独学で始めたDTP(パソコンによる机上出版)がきっかけで、IT関連の執筆を始める。執筆書籍は『Windows手取り足取りトラブル解決』『見直すだけで安くなる、スマホおトク術』など20冊あまり。Web媒体は日経XTECH、Biz Clipなどに執筆。日経XTECHの「信州ITラプソディ」は、10年にわたって長期連載した人気コラム(バックナンバーあり)。紙媒体では日経PC21、日経パソコン、日本経済新聞などにも執筆。現在は、日経PC21に「青木恵美のIT生活羅針盤」、Biz Clipに本連載「IT時事ネタキーワード これが気になる!」を好評連載中。

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